妖怪の日常(?)

2話「ノック」

[2008.7.31 03:02]
自分や友達の体験談、どこかで聞いた話や読んだ話。もしくは作り話など……どれなのかはご主人様お嬢様の想像にお任せします。



はじまり




体験者は再びAさんとします。
Aさんが中学生の頃、午後10時半に入浴するのが日課でした。そして長風呂だったAさんは度々両親から注意を受けていました。

そんなある日のこと。いつも通りお湯につかっていると、「コンコン」と二回脱衣所のドアをノックされました。


ついに親が行動に出たか…と思い、返事をしてなるべく手早にすませて出よう。と決心し、あがりました。

時間は午後11時10分


次の日も、その次の日も……ノックは続きました

Aさんはそれに従い、だいたい午後11時10分にあがるのが日課になっていました。

ある日のこと

色々あって入浴開始時間がいつもより遅くなってしまいました。

入って5分後位に「コンコン」といつも通りノックされました。


もちろんさっき来たばかりなのでまだ出ることはできません。両親もそれを知っています。


不思議に思い、出た後に「ノックした?」と両親に聞きましたが「してない」と不思議そうに返されました。

Aさんは両親は嘘をついているのだと思い特に気にしませんでしたが、「やっぱり!」と問いただしたくなったため…

数日後

父親と母親のどっちがノックしているのか確かめようと思い、その日は手早くすませてノックの後すぐに居間に向かいました。


しかし両親は居間で爆睡していました。

狸寝入りとも思えません。
…そしてノックの後すぐに向かったのでその場で会ってもいいはず。。




時間は午後11時


家には父親、母親、Aさんの3人しかいないのです

では誰が?


Aさんがその日以降入浴の時間帯を変えたのは言うまでもありません。
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